mousou-wife’s blog

2拠点生活の日常の記録を書いています 鎌倉⇆軽井沢

我が家のニューフェイスは女の子

暖かい春の日に娘が無事に赤ちゃんを出産しました。

予定日より数日過ぎていたので、待っている間はとても心配でした。

コロナ禍の為、出産の時も入院中も、産院に行けるのはベビーの父親であるお婿さんだけなので、その吉報を家族中で待ち望んでいました。

風の無い晴れた日

河津桜や菜の花やノースポールが一気に咲いて、冬から春へ移り変わる季節にぴったりの可愛い小さな女の子が家族に加わりました。

まだ直に顔は見ていませんが、今はスマホの動画で元気そうな娘と赤ちゃんの様子を見る事が出来て便利になりました。

pixabay

先の事を考えると正直ちょっぴり心配な事もありますが、嬉しい気持ちの方が大きいです。

お婿さん側でもこちらと同じ初孫なので、両家から可愛がられそうだし、素直にのびのび育って欲しいです。

退院したら早く会いに行きたいです。

 

おばあちゃんになったお祝い

「そうかー、とうとう君もおばあちゃんになったか」

と嬉しそうに夫は言ってお祝い用のボルドーワインを買ってきてくれました。

(というか、おじいちゃんのアナタに言われたくない😆お互い様でしょ)

 

ここ数日心配で胃が痛くなる程でしたが、今夜はやっと落ち着いて食事が取れそうなので、久しぶりにステーキを焼きました。

 

嬉しい時、その嬉しさを共有出来る相手と乾杯出来るのは幸せです。

 

La Fleur de Bouard 

ボルドーのポムロールのフルボディ

「ラ・フルール・ド・ブアール」

(メルロー80% カベルネ・フラン12% カベルネ・ソーヴィニヨン4% プティ・ヴェルド4%)

濃いルビー色が綺麗で、タンニンも程良く、華やかさと豊満さが少しずつミックスされた素晴らしく美味しいワインでした。

右岸のワインの特徴の優美なニュアンスが長く続きます。

ボルドーに流れる川の右岸は左岸に比べると女性的で渋みが穏やかでエレガントだと聞きますが、いまいちその違いが分かっていませんでした。

(ちなみに左岸は男性的でしっかりした骨格のワインが多いようです)

でもこの分かりやすいポムロールのワインのおかげで、その味わいが理解出来たような気がします。

 

それにしても川の右岸と左岸でその土壌とぶどうの違いから出来栄えも全く異なるとは、なんてワインは奥深いのだと改めて知りました。

 

 

、、、という訳で、後半は大好きなワインの話ばかりで終わってしまいましたが💦

我が家の新しい家族の報告でした😊

これから、お孫ちゃんがたまにブログに登場するかもしれませんが、どうぞよろしくー。

 

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雛飾りの客間*旧伊藤博文 金沢別邸

今日から3月、この間お正月だったのにあっという間に雛祭り、そろそろ桜の咲く季節になりましたね。

外の気温は20度で、日中は上着は要りませんでした。

野島公園

横浜市金沢区にある野島公園に散策に行って来ました。

ここには坂を上がった所に展望台、海沿いには初代内閣総理大臣・伊藤博文の旧別邸があります。

 

 

展望台に向かう途中に椿が咲いていました。

 

公園の駐車場から野島山山頂へは歩いてすぐ。

この展望台からは、360度の展望が望めます。

桜が咲いたら綺麗でしょうねー

海側に八景島シーパラダイス

山側に富士山

晴れているので、遠くまで良く見えて、とても気持ち良いです😊

そして富士山の東には、神奈川県の丹沢の山々が青く連なっていました。

 

旧伊藤博文金沢別邸

この別邸は初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文公により明治31年(1898年)に建てられた茅葺寄棟屋根の田舎風海浜別荘建築で、横浜市指定有形文化財です。

建物の老朽化が激しかった為、解体工事した後、創建時の姿に復元された物が、現在の建物と庭園です(平成21年に竣工)

私は海浜別荘に興味があり、以前から見学してみたいと思っていました。

 

入場料は無料

ちょうど3月5日まで「雛飾り」をしているとの事で、由緒ある邸宅とお人形の組み合わせを見るのが入る前から楽しみです。

 

 

 

厨房

外から見た感じより中はずっと広いです。

 

海が見える12、5畳の広い客間にはお雛様が飾られていました。

 

 

ガラス窓が良い感じ

大きな窓を開ければ、涼し気な海風が入ってきて気持ち良さそうな開放的な客間です。

犬箱

犬の形の箱は縁起物とされ、安産や子供のお守りとして江戸時代より雛人形と一緒に飾られていました。

箱の中にはお守りや化粧道具を入れます。

 

雛人形

この明治時代のお雛様は、顔だけでなく手足もビスク(陶器)で作られているそうです。

長い年月を経てもお道具と一緒にこうして大切にされてきた貴重な物を、間近に見る事が出来て、目の保養になりました。

他の見学客も少なくて、この空間をほとんど独り占め、勿体無い位贅沢な春の時間を過ごす事が出来ました。

 

「ひたひたと春の潮打つ鳥居哉」

 

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満開の河津桜と菜の花と富士山*まつだ桜まつり2023年

2月最後の日曜日、神奈川県松田町の桜まつりに行って来ました。

桜まつり会場の西平畑公園の駐車場(1台1000円)は一杯で入れず、少し離れた所の臨時駐車場に車を停めました。

(お天気が良い日曜日という事で、朝10時には西平畑公園の駐車場は満車でした)

富士山が良く見える酒匂川の脇の駐車場(無料)に車を停めて、そこから松田山の桜の咲く散策路までは歩いて15〜20分でした。

シャトルバスも出ていましたが、この位なら歩ける距離です。

 

まつだ桜まつり 2023年

大人 入場料300円

今日は沢山の人出で、山の散策路はめちゃ混み💦

桜も菜の花も満開です

 

整備された階段を上がるのも人が多くてゆっくり。

 

皆さん足を止めて写真を撮るので中々進みませんが、それも全く気にならない位

 

お花が綺麗🌸

 

黄色とピンク、まさに春爛漫

 

菜の花の香りのする桜の散策路を歩いて上に登ればそこには新たな絶景が。

向かい側に箱根の明神ヶ岳(924m)

来た方を振り向けば

街の向こうに海が見える

歩く先には富士山

松田山の桜散策路は「関東の富士見百景」に選出されているだけあって、桜と菜の花と富士山がどれも綺麗に見えます。

 

 

桜の木の上から、小鳥の囀りも聞こえてきて、山全体で春の訪れを喜んでいるかのよう。

 

歩いても歩いてもこの桜と菜の花の景色が続いているので、同じような写真ばかりになってしまいました😆

どこも満開、今が見頃です

河津桜の散策路を登って丘の上のハーブ館まで行って富士山を眺め、また河津桜の咲く中を下までぐるっと歩いて小1時間でした。

 

ファミリー層から年配のご夫婦まで色々な年代の方が、明るい春の日差しの中、さくら祭りを楽しんでいました。

 

河津桜が見頃の為、人が多くて早く歩けないのですが、その分ゆっくりお花を愛でる事が出来ます。

 

とても楽しかったです😊

town.matsuda.kanagawa.jp

 

 

ーこの後ランチは小田原へー

八起

小田原駅から徒歩5分の人気の居酒屋「八起」さん

昭和レトロの店内が特徴の地元の方から愛されているお店です。

 

おでん定食1650円

小田原といったらおでんですよね。

おでん定食はおでん5品とアジフライ、お刺身、お味噌汁、お新香が付いています。

地魚の鍋焼きご飯1650円

土鍋に白味噌を付けた鯵がしらすご飯に乗っています。

こちらもお味噌汁とお新香が付いています。

土鍋の下から軽く焼く事で、お焦げご飯になって、これが岩海苔と合わさり絶妙の味わいに。

石焼きビビンバの海鮮版といった感じでしょうか❓

 

どちらもとても美味しかったです。

ごちそう様でした。

 

 

 

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幸せについてー谷川俊太郎

雲を見ていたら、ずっと前に図書室で読んだ事がある谷川俊太郎氏の「幸せについて」(2018年初版)という本の一節が思い出されました。

詩集のような、一言エッセイのような短い文章で綴られた「幸せについて」作者が思う事が詰まった107頁の本で、一気に読んでしまった記憶があります。

 

1頁は、たった1行や7、8行の短文ですが、谷川俊太郎氏らしい瑞々しい感性で溢れていて、誰にも分かる易しい言葉で書かれています。

 

ここには、私が今まで気づかなかった「幸福について」があって、巷に溢れるどこかで聞いた事のある幸福論とは全く別の視点から書かれています。

最近は「お金」や「節約」の話が多くて疲れてしまいます(確かにとても大切な事ですが)

 

その「幸福について」の中の1つに雲が出てくる短い文章があって、以前読んだ時は、とても感動したのですが、細かい所が良く思い出せません。

 

やはり手元に置いて時々開いて読んでみたい。

そう思いネットで購入し、また読んでみるとやはりあの時と同じ気持ちになりました。

 

本文中5頁目より

 自分が不幸だと思っているヒトには言いたくないけど、俺、いま幸せなんだよね。歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。

 

そうそう私も全くこの感覚と一緒で、今まで言葉に出来なくてモヤっとしていたこの感じを、才能ある作者によって文章化してもらってスッキリしました。

 

確かに今幸せなんだけど、雲は絶えず心のどこかにあって、それは日によって大きくなったり小さくなったりして、いつも同じじゃない。

 

晴れて清々しい日も、良く見るとでも少しは雲もある

悩みや迷いは常にあるのですが、ココロは余分なものがなくなって、軽くなっている。

これが今の私の考える幸福かもしれません。

若い頃は、雲ひとつない晴天こそが幸福と信じていたのですから。

 

この本はどこを開いても、作者の鋭い観察眼から、人間らしい弱さや優しさに触れる事ができるのですが、もうひとつ私が好きな一節をあげるとしたら、たった2行の次の文章です。

本文中57頁目より

 あのひとが別れ際に振り向いて手を振ってくれた幸せ、どんなにセコくても なんにもないより何かがあったほうがいい。

 

同じように私が感じる幸せも、日常に溢れるセコくて小さいものの集合体なのです。

 

谷川俊太郎;詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家

代表作でもあるデビュー作は「二十億光年の孤独」

f:id:mousou-wife:20230225164338j:image

過去も未来も気にならない、、、なる程こうしてみると、老いていくのも悪くないと感じます。

ただ私のような凡人は、まだ詩人の清らかな心境まで至っていないようで、悩み事は尽きません。

 

幸せについて

幸せについて

Amazon

 

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