良く晴れた春の日、安中市にある「碓氷第三橋梁(めがね橋)」に行ってきた。
この橋は長野県軽井沢町と群馬県安中市を結んでいる。
私が歩いたコースは「熊ノ平駅」からこの最終目的地のめがね橋までの往復約3キロ。
ゆっくり歩いて60分程の変化に富んだ散策コースで平日なら人も少なく楽しい。
ただトンネル続きなので少し寂しくなってくる。
この先にあの素晴らし景観が待っていると信じないと不安で引き返したくなる程だ。
めがね橋の左に立つ人物と橋を比べるとどれだけこの橋が大きいか分かりやすい。
橋の全長91m、川底からの高さ31m、使用されたレンガは約200万個!
このような険しい峠にこの立派は橋といくつものトンネルを敷いた人達の技術と情熱にロマンを感じずにはいられない。
このめがね橋の近くに広い駐車場があるのでここだけを見学に来るのも良いが、時間があればやはりトンネル散策の後にこの橋に辿り着くコースを選んだ方が感動も増すと思う。
私が利用した熊の平駐車場は、山の中にあり、階段を上がると旧熊野平駅跡に出るのでそこを起点にめがね橋まで往復した。
横川ー軽井沢間にある碓氷第三橋梁・通称めがね橋は国内最大のレンガ造りの橋で明治26年開業、アプト式鉄道を支え、様々な歴史を刻んだ後に昭和38年に廃線した。
今は国の重要文化財に指定されている。
深い山の中にあり、それ故ここは四季を通して美しい所だ。
この山の中にそびえ建つレトロで優美な「めがね橋」
春も良いがきっと紅葉の季節はもっと綺麗なんだろうなーと思う。
旧熊ノ平駅跡からはレンガ積みのトンネル「アプトの道」が続く
アプトの道とは旧信州本線とアプト式旧線の線路跡を利用し整備された遊歩道の事だ。
ではアプト式とは❓
急勾配に向く鉄道技術の事のようだが、詳しく知りたい方はてっちゃんに聞いて欲しい🙇♀️
向こうから(めがね橋から)来た自転車の人とすれ違うに「熊ノ平駅はあとどの位で着きますか❓」と聞かれた。
うん、そうだよねー、その気持ち良く分かります。
トンネル道が続いて不安になって来るのは私だけではないようだ😊
そろそろ目的のめがね橋が近い
トンネルが終わるとめがね橋の上にたどり着くので階段で下まで降りて橋を見上げると若葉がとても綺麗だった。
今の時期どこもこの様な新緑の光景を目にする事が出来るのだが、山荘のある軽井沢はまだまだ冬景色で枯れ木ばかりである。
峠を越すとこんなにも景色が違うのだと改めて驚く。
今度ここに来る時は、今回歩かなかった反対側の横川駅からめがね橋を歩いてみようと思う。
次は紅葉の季節かなー🍁
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