結婚したての頃、私にはこんな夢があった。
ソファで寝そべって映画をゆっくり観られるシアタールームが欲しい😍
でもムリでしょー、子供がいるし、家は狭いしお金も時間もない💧
そんな夢は、諦める以前に日常に追われてとっくに忘れていましたが、あれから何十年経った今、思い出しました。ボケる前に思い出せて良かったです。
今回の記事はそんな若い頃の夢を少ない資金で実現させた内容です。
地方に別荘を購入すると市街地ではお金持ちにしかできない贅沢な施設を、お金をかけずに手に入れられる事が多々あります。
たとえば以前の記事の「ビリヤードルームを作る」がそのひとつです。
まだご覧になっていない方はこちら↓
普通ビリヤード台を設置するには12畳以上の広さがあって、しかもそこは時々しか使わなくても良い部屋が必要です。
こんな事、庶民の私には夢の夢、ぜったい無理💦
その同じような贅沢な部屋にシアタールームがあります。
シアタールームといえば大きな部屋を高価な防音壁で囲うか、地下に作るのが一般的でしょう。
えっ?おまえのところには半地下があるだろって?
とんでもない、あんなろくに断熱材も入っていない部屋にこの季節2時間も居たら凍えてしまいます。
(半地下の部屋は元々は物置きでした)
ちなみにビリヤードは真冬はしません。寒いので😂
じゃあどうするかって?
ここは軽井沢の山間部の別荘(といえば聞こえは良いですが)群馬と長野の県境の山の中なのです。
ボリューム最大にして映画を見ようが誰一人苦情を言う人など居ません。
迷惑だと怒るのはこの季節近所の斜面をうろつく鹿ファミリー🦌ぐらいです。
そんな恵まれた、、ともいう環境下で(本来なら恵まれていない)思いついた事がありました💡
普段使いのリビングにキッチンとのパーテーションを兼ねた巨大なTVボードを設置して、そこをシアタールームにするという事を。
ちょうど以前主人の友達から譲り受けた高価なオーディオ機器(私は頂いた時はこんな大きなスピーカーは要らないと思ったけど😉)もあったので今回の計画に使わせてもらいました。
さて巨大なTVボードの骨組みですが、これも前のオーナーの置き土産、緑色の本棚2個を使用しました。この本棚には亡きご主人の蔵書でしょうか、洋書がびっしりと並んでいました。(今では隣町の佐久のブックオフにびっしり並んでいると思います😁)
左右にこの本棚を配置し、棚板・壁合板を切り貼りして改造しシアタールームの主役となるTVボードを作成しました。
幅3m高さ2mのテレビボードなどお店で買ったら20万円位はしますが材木代だけで済みました。
それにDIYの良いところは、手持ちのスピーカーやテレビのサイズに合わせて棚の位置やデザインも自分で決められ配線計画なども自由に出来るところです。
左右の大きなスピーカーが綺麗に収まるように大きさを決めました。
👉ここがポイント
DIYするなら思いっきり贅沢な材料を使いたいですね。
Amazonやアウトレットの建材料なら種類も多く安く仕入れられるしオススメです。
今回は間接照明が映える凹凸が綺麗な珊瑚石タイル、グレーの珪藻土をコテ塗りウェーブ仕上げしました。
そして裏側はこんな感じです↓
地震の時は正面側に倒れないように転倒防止のつっかえ棒を付けました。
AV機器の配線も隠し収納もあります。
さすがに裏面はとくに塗装もしておりませんが、山小屋なので細かいところは気にしないで機能優先です。
💡ここは重要💡
「山小屋なので細かいところは気にしない」
今後別荘DIYシリーズではよく使われる重要なワードなので覚えておいてください。別荘DIY卒業試験に出ますからねー☝️😎
夢のシアタールームが完成したところで、早速映画鑑賞をしてみました。
冬の軽井沢でボリューム最大にして観るなら、キューブリック監督の『シャイニング』がピッタリ。
スクリーンの中の極寒のホテルと真冬のこの山荘を重ね合わせて映画を観ると身も心も凍りつく思いです💧
それから、改修前の購入当初のダイニングも見てみたいですよね。
↓こんな感じ・・うーん、昭和感出てますね😔
[before]
この硬い椅子に座ると姿勢が良くなるのは良いのですが、くつろいで映画を観るには厳しいので取り外しました。
このカナディアンセットを外してL字型ソファにして、キッチンとの境にパーテーションを作り、そこにテレビを取り付けてシアタールームにしました。
[afeter]
自分達で好きなように改装して見違える程良くなったと自己満足☺️しています。
別荘DIYシリーズは日常の日記と合わせてまだまだ続きます!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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