湿気に悩まされる軽井沢
ここは湿度が比べものに無らない位高かった
2020年に夫と共に週2勤務のセミリタイヤの生活が始まりました。
家庭の用事が無い週末は軽井沢に出来る限り来ています。
遊びに❓
いやいやいや、奥様は別荘の湿気取りに来ているのです💦
軽井沢といえば爽やかな高原というイメージを持っていらっしゃる方も多いかと思います。
事実私も去年まではそうでした。
なぜそのような実際と違うイメージが出来上がるのかといえば、、、そうです、観光にみえる方は真夏のあの涼しい爽やかーな軽井沢しか知らないからなのでした。
特にこの山の中は標高1000メートルを越える為、都心から比べると約6℃〜8℃気温が低い事も湿度をあまり感じない要因です。
でもここでは体は感じなくても、しっかり湿度計はその高湿度をキャッチしています。
なんと夏でも湿度は80%を超える日がほとんどです。
気温は25℃前後と涼しいので感じないだけです💧
(最近は温暖化の影響で軽井沢でも30℃以上になる日もあります)
そして9月までこの高湿度は続きます。
これが年間100日は霧の中と言われる所以です。
霧が出るので美しい景観を楽しめたり、別荘に苔むす階段をDIYする事も出来るのですが、生活するには湿気が多くては困ります。
(これは外階段DIYの記事です👇)
湿気が多いと家中カビだらけになってしまいますし体にも悪いので、乾燥機数台持ちは軽井沢では常識です。
またその乾燥機フル回転とは別に押入れやシンク下、洗面所には常に除湿剤湿気取りが数個入っています。
その除湿剤湿気取りは約2週間で満タンになってしまうので、その都度取り替える必要がありまして、先日は家中の湿気取り11個を取り替えました。
この廃棄作業がまた面倒で、上の紙を剥がして中に溜まった水を水道水を流しながらシンクに捨て、容器はプラスチックゴミとして出さなければいけません。
この中に溜まった水は濃度の高い塩水のようなものなので、シンクに捨てる時は水道水と一緒に流す事をお勧めします。新品の容器上部の白い薬剤は強い吸収力のある塩化カルシウムで、塩カルは湿気を吸うと液体になります。
そのまま放置すると(ステンレスは塩分の耐食性は強いのですが)錆びる事があります。
「軽井沢 森の新聞」より抜粋
なぜ軽井沢はこうも湿度が高いのか❓
それは標高が高いという事と、長年育った大木が茂り日陰が多い事、そして下方で発生した上昇気流が碓氷峠を登っていき、急激な気圧の低下による断熱膨張で冷やされる為です。
なるほど、それで霧が発生するのは朝か夕方に集中するのだと納得しました。
そして除湿には薪ストーブも役立つという事が分かりましたので、8月の真夏以外の夜は少しだけ薪をくべて部屋を乾燥させています。
こうすると湿度が下がり、部屋干しした洗濯物もすぐに乾きますしヤカンを乗せておけばお湯が沸くので便利です。
梅雨時に薪ストーブって暑くないの❓
全然暑くないです😊
むしろジメジメしているのが無くなって気持ち良いくらいです。
除湿機と除湿剤湿気取り、そして薪ストーブ、
この3つを活用しての湿気との戦い、それは寒い冬が来るまで続きます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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