あの名曲「Moanin‘」は嘆きという意味だった
TV番組「美の壷」のBGMに使われているこの
「モーニン」という曲のタイトル、これは
朝という意味ではなくて「嘆き」「哀しみ」
「差別」「うめき声」いう意味である。
イントロのフレーズは
とても有名だが、後半に
進むにつれ、ボビー・ティモンズの
ねちっこく絡みつくピアノに
大人の色気が加わる。
メンバー率いるアート・ブレイキーの
ドラムは表面上はクールなのに、
聴き手の心臓に突き刺さるような
情熱がある。
そして若きトランペッター、リー・モーガン
この人やっぱり天才だったね。
だからこの曲は最後まで聴かないと勿体ない。
アート・ブレイキー&ザ・ジャズメッセンジャーズ
アート・ブレイキー(ds) /リー・モーガン(tp) /ベニー・ゴルソン(ts)
ボビー・ティモンズ(p) /ジミー・メリット(b)
この曲が出来た背景には人種差別問題とか
あって大変な時代だっただろうと想像する。
でも題名にもなっている「嘆き」とか「うめき
声」とかの悲壮感は私には全く感じない。
ただもうカッコ良くて面倒な事はバッサリと
やっつけてくれそうな力強さを受ける。
彼等なら私のちっさな悩み事など
笑い飛ばしてくれるだろう。
何十年前のジャズの曲だが
今聴いても少しも色褪せていない。
私の中の永久保存盤のひとつだ。
だから私はイヤホンでこの曲を聴きながら
湘南海岸を散歩するのが大好き。
特に秋の海の持つ落ち着いた大人の雰囲気と
このジャズの名曲は良く似合う。
江ノ島の灯台の灯りがついたから、時計を
見なくても夕方6時を過ぎた事が分かる。
そろそろお家に帰ろう😊
最後までお読み頂きありがとうございました。
↓ click ↓
人気ブログランキング
▼ よろしければ 読者登録 お願いします! ▼