『 ノー・タイム・トゥ・ダイ』訳すと
死んでる暇はない
この映画、去年公開のハズでしたがコロナ禍で1年も封切りが延びてしまい💧やっと先日観る事が出来ました。
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配役とストーリー&主題曲の後にネタバレ含む💋注
配役 ジェームス・ボンドにダニエル・クレイグ/ボンドガールにレア・セドゥ/悪役テロリストにラミ・マレック/キューバでの支援役にアナ・デ・アルマス/M16部員にラシャーナ・リンチ
007シリーズ第25作目の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は、主演のボンド役のダニエル・クレイグが最後の主演となると聞いていたので、公開までとても楽しみにしていた作品です。
6代目のボンド役のダニエル・クレイグは「007/カジノ・ロワイヤル」から通算14年もボンド役を務めた事になります。
この頃、ダニクレ38歳にしてこの憂いの表情、若いのに凄みもあります。
歴代ボンド役で、この人が1番アクションに向いていて、その理由からか男性ファンも多いのかと思います。
そして14年(公開が1年遅れたから今は15年経過)経ち彼も53歳となり、本人も言われているようにボンド役を引退という事ですね。
ざっとストーリー(ネタバレ含まず)
ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで釣りをしたりのんびりした生活を楽しんでいたのですが、CIAの友人からある事を頼まれてからまた死闘の生活に逆戻りします。
黒幕を追いつつ、ウィルス培養の最新兵器を持つテロリストと戦い愛する人を守り抜こうとするボンド。
さてラストはいかに❓
(主題歌が流れると共にダイジェストシーンが見られます↓)
観た感想を一言で言うと「切ない」です。
そしてエンドロールと共に涙が🥲
「じゃ、劇場で観ようかな」という方はここまでで。
No time To Die レビュー
今回びっくりした事が二つ。
一つはボンドに子供がいたという事❗️
もちろんそのお相手はレア・セドウ扮するマドレーヌ。
50代にしてこんな若くて可愛い人から愛されるなんて、羨ましいぞ😆
(ま、映画だから)
2人は行き違いから、別れてしまうけど、5年後再会するとなんと、マドレーヌには5歳になった愛娘がいたのです。
思うに子供て4〜5歳が1番可愛いのよねー。
大人の言うことも理解できるし、まだ反抗もしないし、自分でトイレも行くし。
そんな思いがけない幸福がボンドに舞い込んだのですが、ラミ・マレックの作った最新兵器のウィルスによってそれも長く続きませんでした。
二つ目のびっくりはボンドが死んでしまうという事❗️
ボンドは愛する家族を守る為に、ラミ・マレックと死闘の末にこのウィルスにかかり、最後は1人で死んでいきます。
このウィルスは、かかると自分が触った相手は死んでしまうという恐ろしい病原体なのです。
「もう二度とマドレーヌにも愛娘にも触れる事は出来ない」
ボンドはそう哀しみに暮れながらも、死ぬ間際は幸福感に包まれていたように見えました。
スパイとして生きてきた人生の最後は、人間として生きたという満足感があったのでしょう。
ラストにスパイ仲間達が「ボンドに乾杯」と言って追悼のグラスを重ねるシーンがあるのですが、皆さんそこで泣くわけでも無く、ドライでカッコ良くて、こういうカラッとしたお別れを私の時にもやってもらいたい。
今から娘に遺言しておこうっと✏️
さて、映画は全体的には良かったのですが、所々「❓」と感じるつじつまが合わないシーンも有って2時間43分が長く感じられました。
色々と話がてんこ盛りで、ついて行けなくなってしまいそうな場面も💧
コロナ禍という事で、内容をウィルス仕様に盛ったのかなあ。
特に最新兵器のウィルス培養プールを何人もの人力でグルグル掻き回すのヤメテ欲しかったです。
あとボンドが娘の為にラミ・マレックに土下座するシーンも切なかった😭
敵に土下座してまで自分の家族を守ろうとするボンド、これは今までになかったキャラですね。
それからパロマ役のアナ・デ・アルマス、出番が少なかったように感じるけど。
謎のプールグルグルのシーンは要らないから、アナ・デ・アルマスのアクションシーンをもっと出して欲しかったな。
最後に、ダニエル・クレイグ様 長い間お疲れ様でした💐
貴方から大人の美学をたくさん学ばさせて頂きました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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