鎌倉を代表する名所、高徳院の
本尊の大仏は鎌倉幕府第三代執権
北条泰時によって作り始められました。
ただ、その原型作者を含め、
創建関わる事情の多くは謎に
包まれています。
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鎌倉の大仏は鎌倉の仏像の中で
唯一の国宝です。
3月の最終週、桜が8分咲きでした。
像高約11.39m (台座を含め高さ13.35m)
拝観料は大人300円子供150円
こうして桜と一緒に拝んでみると
お顔がより柔和に見えてきます。
大仏は山を背にして鎌倉の海の方向を
向いています。
国宝のこの阿弥陀如来坐像は
野外に剥き出しです。
炎天下の夏も大雨の日も
こうして優しい眼差しで
座っていらっしゃいます。
現在は銅像ですが、よく見ると右頬に
金箔の跡が。
(以前は金箔だったと言われています)
この大きさで金箔だったら
すごい存在感ですね。
裏手に回ると胎内(体の中)に
入れるのですが。
今は中止になっているようです、残念💧
お姿は少し前かがみでなで肩ですね。
この大わらじは「松栄子供会」が
奉納されている物で、
「大仏様にわらじを履いて行脚してもらおう」
という意味があるそうです。
後ろ姿も美しいです。
何百年も流れる時と共に
静かに人々の暮らしと
この海を眺めてきたのだと
思うと自分の存在の小ささを実感します。
鎌倉時代に世の中の平和を願って
建立された大仏。
その表情は謎めいた微笑みと
良く解釈されますが、
紛争やいざこざが絶えない今は
少し怒っているようにも
困っているようにも見えました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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