北海道の屋根、大雪山(だいせつざん)の赤岳と黒岳に紅葉を見に行って来ました(2022/9/22)
大雪山は日本最大級の国立公園で、ここから紅葉はスタートし、その後紅葉前線は日本列島を南下します。
大雪山は巨大な連峰の総称で「大雪山」という名前の単体の山は無く、北海道最高峰の旭岳を初め以下の山々を総した名称です。
旭岳(2291m)北鎮岳(2244m)白雲岳(2230m)愛別岳(2113m)北海岳(2149m)黒岳(1984m)赤岳(2078m)
まずは赤岳を目指し、そこで紅葉の様子を見て山頂まで行くか、または途中まで行って下山し黒岳も行くかを見極めたいと思います。
赤岳
赤岳の登山口「銀泉台」へは、環境保護の為、一般車両は交通規制をしていて入れませんので、「レイクサイト」に車を停めて、ここからシャトルバスで銀泉台へ向かいました。
(バス;往復大人1020円)
紅葉が始まった山の中を、シャトルバスに乗って約30分で銀泉台に到着。
おおー、これは錦絵の紅葉が期待できそうなスタートです。
初心者でも歩きやすい山道が続きます。
ここは登山口から45分程歩いて行ける観光スポットです。
真夏なら色々な山のお花が咲いている所ですが、9月にもなると何も咲いていません。
この辺りは9月でも10度になる日もあるそうなので、充分な寒さ対策をして来たのですが、意外にも歩くと汗をかく程でした。
長袖Tシャツ1枚で丁度良かったです。
この後「奥の平」の先の標高1800m辺りの「駒草平」まで登ったのですが、上を見上げても紅葉は見られず(山頂はもう紅葉は終わったのかな❓)山頂まで行くのは止めて下山する事にしました。
今回の目的は登頂ではなくて、紅葉を見る事なので。
山を下る時に見た、中腹の景色が一番綺麗でした。
「銀泉台」まで下りてシャトルバスに乗り「レイクサイト」に戻って、そこから車で20分の次の目的地「黒岳」のスタート地点の「早雲峡駅」を目指します。
黒岳
黒岳登山口は、層雲峡駅からロープウェイで5合目まで行けて、そこまでは観光スポットになっています。
ロープウェイ乗り場は土日は長蛇の列だと聞いていましたが、、、、
今日は平日で、ここに到着したのはお昼を過ぎていた為か、すんなりロープウェイに乗れました(往復大人2400円)
7分間、紅葉が始まった山を眺めながら乗っていると「黒岳駅」に着きました。
このロープウェイから見た紅葉は、まだ早いのか思ったより綺麗ではありませんでした。
降りると散策路になっていて、傾斜のほとんどない道が続いています。
ここはロープウェイから見た景色より、黄色の紅葉が見られました。
ここを少し歩くとリフト乗り場があり、15分で黒岳7合目まで行けます。
(リフト往復800円)
快適にグングン上まで😊
7合目に着きましたー。
ここに行くと最新の黒岳情報がわかります。
「7合目から下が見頃❗️」
え、という事は今いるココが一番の見頃なのですねー。
しかも山頂はもう紅葉が終わっているとの事で、上を見上げると焦げ茶の葉っぱが見えるだけです💧
ここから山頂へ行くのは諦めて、7合目周辺を歩く事にしました。
カムイとはアイヌ語で「神」を意味する事。
どんな神様の森の道だろう、ワクワクします。
山頂まで行かなかったけど、お天気にも恵まれ7合目の美しい紅葉を見る事が出来て満足しました。
遠くて写真には写らなかったのですが、下の方にアマリョウの滝が見えました。
20分程この「カムイの森」を散策して7合目リフト乗り場まで戻りコーヒーを飲んで帰りました。
紅葉を追いかけて2つの山に行ったので、結果乗り物ばかりに乗っていた感じがします。
そのせいか楽すぎて物足りない山散歩となってしまいました。
後から地元の方に伺うと、今年の大雪山の紅葉は、あまり色づきが良くないという事です。
8月から9月にかけての天候の影響か、思い描いていた息を飲むような錦絵は見られませんでした。
でも、日本一早い紅葉の中、清々しい秋の大雪山を1日で2座(丸印の所)行けてとても楽しかったです👍
* Thank you as always *
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