地元民お勧めの紅葉の鎌倉山歩き
山が近くまで迫っているその独特の地形から、鎌倉は中心地から少し歩いただけで山道になる所がいくつかあります。
八幡宮や長谷寺等、紅葉の名所は沢山ありますが、中でも「獅子舞の谷」(別名「もみじ谷」「獅子ガ谷」)の屏風絵のような紅葉の美しさは鎌倉屈指だと思います。
行き方は、建長寺側の天園コースから下りるコースと鎌倉宮から二階堂を通って上がるコースの二通りあります。
建長寺側の天園コースも楽しいのですが、今回は短時間で気軽に楽しめる鎌倉宮から行くコースを歩きました。
このコースは、最寄りのバス停「大塔宮」から獅子舞まで徒歩往復1時間ですが、ゆっくり写真を撮りながら歩くと1時間半は見ておいた方が良いでしょう。
獅子舞の谷
12月の初めになると、鎌倉八幡宮の大銀杏が綺麗な黄金色に輝き出します。
そうなったら獅子舞に行く合図。
山の中の銀杏が散って黄色の絨毯が出来ている頃だからです。
〈行き方〉
鎌倉駅からバスを使います。
「大塔宮行き」のバスに乗って終点の大塔宮(鎌倉宮)で下車
鎌倉宮
ここから永福寺(ようふくじ)跡へ
この池を見ながら中を通って永福寺跡を出たら、左手の二階堂方面へ。
少し歩くと小さな橋が出てくるので、橋を渡って獅子舞の方へ。
小さい看板なので見落とさないように気をつけて下さい。
しばらく住宅地を歩くと鉄塔が出てきます。
山道に入ると獅子舞まで1本なので迷う事はありませんが、ここまで来るのに分かりずらいようで、途中何人かの方から獅子舞行きの道を尋ねられました。
初めは小川沿いのマイナスイオンたっぷりの細い道を歩きます。
山道を20分程上がると、少し開けた所に出ます。
そこが獅子舞の谷です。
このコースは谷から上がるコースだからでしょうか、歩いているとこの風景がパッと現れる感じがします。
銀杏が散ってふかふかの黄色の絨毯が出来ていました。
上を見上げると
自然の屏風絵があたり一面に広がって、どこを見ても綺麗です。
木漏れ日が、紅葉の中をキラキラと揺らめく様子はまさに絶景。
大木だらけなので、天に向かって真っ直ぐ長く伸びる木々が見ていて気持ち良い場所です😊
これからもっと紅葉が赤く色づくので、見頃はまだもう少し先まで続くと思います。
逆にもう少し前に来ていたら、散る前の黄色い銀杏が見られる為、獅子舞の谷は来る時期によって変化する紅葉の景色を楽しむ事が出来ます。
ここの名前の由来の獅子の顔をした岩、良く見ると獅子が左側を見ている顔に見えますね。
私は、ここからまた来た道を戻って「大塔宮」バス停へ行きました。
(時間があればこの獅子岩からさらに先に行って「天園コース」を歩いて建長寺に降りるコースもおススメです)
紅葉の時期(11月終わり〜12月初め)は沢山のハイカーが訪れる場所ですが、それ以外は人影があまり無く寂しい所ですので、一人歩きの場合は道迷いに充分お気を付け下さい。
今回歩いた所;獅子舞谷口から獅子岩まで往復約1時間
* Thank you as always *
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