佐久といえば鯉料理が全国的に有名です。
天明年間に桜井の呉服屋・臼井丹右衛門が大阪から持ち帰ったのが最初とされ、その後佐久の気候と風土と千曲川の清流の元、栄えてきました。
今は食の多様化からか一般家庭で食べられているかと言えば、それ程でも無いようです。
それでも地元のスーパーの鮮魚売り場には鯉が置いてあり、お料理上手な方は煮込みにして食べていらっしゃるのでしょう。
これは私の住む神奈川県では見かけない光景です。
右が鯉(左は一緒に写り込んだホタテです💧)
鯉は栄養が豊富なので、昔は良く妊婦さんに勧められましたね。
佐久地方は日本でも有数の長寿の里なのは、千曲川の恵みや鮎や鯉などのたくさんの魚が獲れる事からだと言われています。
まだ一度も鯉料理を食べた事が無いので、一口だけ食べてみたい。
自分で調理するのはハードルが高いので、まずは佃煮を買いに佐久のぴんころ地蔵まで出かけて行きました。
ぴんころ地蔵
なんともユニークな名前ですが、これは字の通りぴんぴんころりを願うお地蔵様で長寿の里、佐久市の千曲川の自然豊かな所にあります。
人生100年時代と言われていますが、私はそれ程長生きは望んでいません。
それより生きている間はぴんぴん元気で最期は寝込まずころりが1番かなぁ。
毎月第二土曜日は山門市が開かれます。
山門市は午後2時まで。
私が到着した日は、もうすっかり終わった後でした(残念)
山門の側に老舗の鯉のお店がありました。
店内には鮎や鯉の甘露煮がたくさん並べられていました。
これなら初心者の私も挑戦しやすいと思い「子鯉のすずめ焼」を一つ買いました。
ぴんころ地蔵はどこだろう❓
探すと来た方向を戻った所だと分かり、不覚にもお参りが買い物の後になってしまいました。
クリスマスが近いとはいえお地蔵様にサンタの衣装は
シュールです。
(良いのかな❓まあ、これで良いのだろう)と自分で自分を納得させました。
細かい事を言わないのが長寿の秘訣、ぴんころの極意かもしれません。
もちろん願いはぴんころとしておきましょう。
その為に来たのですから。
決して鯉を買いに来たついでではありません。
境内の外に出ると、鯉が気持ち良さそうに泳いでいました。
🐟 🐟 🐟 🐟
家に帰って早速「子鯉のすずめ焼」を食べてみました。
これはお店で一番小さい鯉料理で初心者にはちょうど良いと思ったのです。
思っていたより断然美味しかったです。
香ばしさと甘さが両方あって食べやすい。
全く魚臭くなく、このままでもご飯のおかずにも合います。
例えば「サンマの蒲焼」の缶詰を食べられる人ならこの「子鯉のすずめ焼」は「サンマの蒲焼」缶詰に似ていて、もっと美味しいという感じです。
今まで苦いのでは❓と嫌厭していましたが、鯉の佃煮は美味しいという事が分かりましたので、次はもう少し大きな物に挑戦してみたいと思います👍
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