ウエスト・サイド・ストーリーを観てきました
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これはアカデミー賞作品賞候補にもなっている2021年のアメリカのミュージカル映画で、1961年にも大ヒットした傑作なので懐かしさもあって先日観てきました。
口コミの評価も高いのですが、実際観てみると知っている場面なのに新しい感動があってとても良い映画でした。
歌とダンスも素晴らしいのですが、ミュージカルが苦手という方にも深く心に突き刺さる物があります。
「ウエスト・サイド・ストーリー」は、60年も経った現代にも通じる「移民問題」「領土争い」「男女差別」「貧困問題」がそこかしこに美しい映像と一緒に織り込まれていて、全く古さを感じさせません。
監督 スティーブン・スピルバーグ
キャスト アンセル・エルゴート, レイチェル・ゼグラー, アリアナ・デボーズ, マイク・ファイスト, デヴィッド・アルヴァレス, リタ・モレノ
舞台は1950年代後半のニューヨーク
内容はシェークスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を基に、2つの対立するグループの抗争が描かれています(上映時間 2時間37分)
(あらすじ)ヨーロッパ系の男性トニー(アンセル・エルゴート)とプエルトリコ系の女性マリア(レイチェル・ゼグラー)はダンスパーティーの夜に一瞬にして恋に落ちてしまいます。
でもこの二人はそれぞれが憎み合うグループに属していて愛し合ってはいけない仲だったのです。
ある日この2つのグループは決闘する事になるのですが、、、
(この先ネタバレ含む)この2つのグループの決闘で、ヨーロッパ系のリーダーとプエルトリコ系のリーダーが亡くなってしまいます。
そしてこのプエルトリコ系のリーダーは、この物語のヒロインのマリアの兄バーナードだったのです。
バーナードを刺して殺してしまったのは、なんとマリアの彼のトニー。
ここから悲劇がより一層大きな悲しみになって行きます。
最後のシーンはあの「ロミオとジュリエット」のように「相手が死んでしまったものと思い込んで」実は自分が命を落としてしまうという悲劇で終わります。
そもそもなぜ2つのグループは死者を出すまでになってしまったのか❓
そこにあるのは縄張り争いと武器
2つのグループはニューヨークで始終自分達の事ばかり考えていて、対立していました。
素手で喧嘩していた時は、まだ良かった。
でもある時からナイフを持ち出し、最後には拳銃を手にしてしまいます。
誰も死にたくなかったし、殺したくなかった。
これは今私達の目の前で起きている「ウクライナ対ロシア」の紛争に似ています。
💙💛
この1週間で世界中が大変な事に巻き込まれてしまっています。
これは私達の生活に直結している事ですし絶対に戦争反対です。
2/28の今日これからウクライナとロシア間で、停戦交渉があるそうですが、まだまだ先行きが不安です。
ひとつになれない世界に、愛し合える場所はあるか❓
(ウエスト・サイド・ストーリーより)
最後までお読み頂きありがとうございました。
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