Discovery Japan
(富山の旅③)
インバウンドの影響で外国人で混雑する富山駅周辺を抜け出して、静かな富山湾まで行く事にしました。
まずは富山駅から路面電車「市電」に乗って岩瀬浜へ。
住宅街や自然豊かな町中を24分走って富山湾の岩瀬浜に到着。
誰もいませんねー。
悪くはないけど、楽しくはない。
地元の方から「きっと楽しいと思うから岩瀬に行ってみて」と言われた岩瀬はここではなく古い家並みの方かも❓
スマホを頼りに一駅分歩いて戻ると。。。
北前船廻船問屋
突然現れた富山の港町は、古くて立派な日本家屋が続いていました。
江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
旅行者の私が来たかったのは、このような新たな発見と驚きのある所でした。
地元の方が富山観光のお勧めと言ったのはここだったようです。
海の豪商の家
富山の港町で日本海貿易で巨万の富を築いた豪商、北前船廻船問屋の家を見学しました。
北前船廻船問屋はきたまえぶね かいせんどんやと読み、外国人観光客向けのガイドブックにはkitamae-bune Shipping Agent と書いてありました。
旧馬場家住宅
観覧料180円(旧馬場家、森家共通券)
かつて栄華を極めた海の豪商の家を自由に見学する事が出来ます。
豪壮な梁組(はりぐみ)が見える33畳のオイと呼ばれる広間は、まだほんの入り口に過ぎません。
クラシカルなガラス窓が良いですねー。
お屋敷から一旦外に出ると、以前は米蔵として使われていた所が今はなんとブルワリーパブとしてお洒落に生まれ変わっていました。
まだ明るいうちから、こんな素敵な蔵でビールが飲めるなんて、サイコー!!
中はとっても広くて、ゆったりしています。
お店の名前KOBOは、創設者のチェコ出身のコチャスさんとスロバキア出身のボリスさんのお二人のお名前のKOとBOからとってつけられたそうです。
それにしても、豪商の裏手の米蔵がブルワリーとは、意表を突いていて面白いと思いました。
森家(国指定重要文化財)
これが北前船(きたまえぶね)なんですね、格好良いなあー。
北前船とは
江戸時代から明治時代にかけて、大阪から下関を経て北海道に至る「西廻り」航路に従事した日本海側に船籍を持つ海運船のこと。
つまりこの北前船は、商品を売れる物なら何でも買って何でも売った一攫千金の夢が詰まった船なんです。
そして運んだのは物だけではなく、京都の文化も持ち帰りました。
浪漫ありますねー。
雨晴海岸
次の日、富山市から車で40分走り、高岡市にある雨晴海岸に行きました。
ここは国定公園に指定されていて、美しい海と山の絶景が見える所なのですが、今日はあいにくのお天気で、山は全く見えませんでした。
立山よ、どこに消えた❓
少しガッカリ。
これは源義経が奥州に落ちのびる時に隠れたと言われる岩です。
「雨晴」の名前はこの岩に義経がにわか雨が晴れるまで隠れて待ったという事からつけられました。
遠くに「女岩」が見えます。
雨晴駅にあった絶景ポスターで、雄大な眺めを見た事にします。
明日は晴れますように。
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