mousou-wife’s blog

2拠点生活の日常の記録を書いています 鎌倉⇆軽井沢

沼津港深海水族館は日本一deepな世界

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沼津港深海水族館

お正月休みにシーラカンスを見に沼津へ行った時の話

大昔に絶滅したと思われていたシーラカンスが、アフリカのコモロ諸島で発見されたのは1938年。

3億5000万年前から姿を変えずに深海でひっそりと生き続けていたのです。

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シーラカンスの本物の冷凍保存もあるこの水族館は世界でも珍しい深海に生きる生物を集めた水族館です。

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この中に「シーラカンスミュージアム」があります

 

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日本の湾の深さトップ3

1 駿河湾 2500m

2 相模湾 1500m

3 富山湾   900m

 

ここ静岡県沼津市にある駿河湾は日本で1番深い湾です。

そして世界でも深海魚に特化した水族館はここだけです。

 

さっそく中に入ってみます(入場料大人1600円子供800円)

最初は深海の中でもやや浅い海の生物達

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ベニテグリ

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サナダミズヒキガニ

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テングカワハギ

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イロカエルアンコウ

深海魚というとアンコウのような、ユニークな顔をした大きな魚を思い浮かべますが、このように綺麗な色の可愛い魚もいるのですね。

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キホウボウ

この尖っている口先で砂を掘り起こしエサを探すそうです。

水族館では光が当たっていますが、実際は光の届かない真っ暗闇で生息しています。

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館内の深海をイメージしてダークな照明

深海とは深さ200mを超える深さの海の事で、世界の海の約80%を占めています。

しかしそれでも深海生物の飼育、展示は行われず、水族館といえば浅い海の生物が中心でした。

深海から陸上に引き上げた時、高い技術が無ければ生物は死んでしまうからです。

 

ではなぜ沼津港「深海魚水族館」が出来たのでしょうか❓

それはここは底引き網漁100年の長い歴史と独特の地形から、漁場と港の距離が他に例がない程近く、この事は深海生物の飼育、展示を行なう上での大きな問題点である捕獲、輸送の問題を解消してくれたのです。

 

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ケヤリムシ

変わった名前ですが、これはゴカイの仲間です。

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ヨウジウオ

ヨウジウオの中で、尾ビレを持たない種類はタツノオトシゴと呼ばれます。

 

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大きな水槽の中でもひときわ目立つ生き物

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タカアシガニ

両脚を広げると3mを超える、世界最大のカニです。

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砂場から頭を出しているのはチンアナゴ

富士山と沼津港、駿河湾の地形

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この図から駿河湾は富士山と同じ位深さがある海だという事が分かります。

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シーラカンスミュージアム

世紀の大発見

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第一発見者は南アフリカの女性

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実際見てみると思っていたより大きいです。

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冷凍保存のシーラカンス

なんと本物です❗️

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冷凍保存は2体もありました

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こんな近くで見られて嬉しい😆

2mはあるでしょうか。

この大きな体で、光の届かない深海を泳いでいる姿を想像するだけで、ワクワクしてきます。

それにしても3億5000万年前からこの姿のまま生き続けていたとは、驚きです‼️

シーラカンスの最盛期は、中生代三畳紀で、これは恐竜時代の始まりの時代にあたります。

体の特徴から魚類と哺乳類の両方の特徴を持っている事も、生きた化石と呼ばれる所以です。

寿命は100年と推定されますが、生態そのものもまだ多くのに包まれたままです。

 

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当時はこんな小さなカヌーを使っていたとは、、

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魚拓(本物です)

割と体はずんぐりむっくりしているのですね。

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シーラカンスは1991年に「絶滅危惧種」よりもさらに危機的状況にある生物「絶滅寸前種」としてワシントン条約の第1類に格上げされました。

こんな貴重な生物の本物の冷凍した姿を見る事が出来て本当に来て良かったです。

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様々な透明骨格標本

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ランチは浜焼き

沼津港深海水族館を出ると、たくさんの美味しそうなお店がズラーっと並んでいます。

その中でも地元でも有名な「浜焼きしんちゃん」

ここで遅めのお昼ご飯を頂く事にしました。

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ホタテ、蛤、サザエ、メヒカリ、イカわたホイル焼

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ユメカサゴの唐揚げ

新鮮な貝やお魚はとても美味しかったです。

ごちそう様でした😊

 

帰りは、沼津から三島まで行き

スカイウォークを歩いて渡ってみました。

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日本最長400mの人道吊橋

富士山が雲に隠れて少し残念でしたが、最高地上70mにかかる橋を歩いて渡るのはスリルがあって楽しかったです

 

「沼津港深海水族館」通常営業10時〜18時 年中無休(臨時休業の場合もあり)

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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