ロウバイは、蝋細工のような美しい黄色い花を咲かせる事から蝋梅(ロウバイ)と言う名前がつけられたと言われています。
寒さに強い蝋梅の花は、妙義山のふもとでたくさん咲いていました。
ろうばいの郷
約12000本の蝋梅が今まさに満開。
満開の蝋梅の木の下に福寿草を発見。
これは予期せぬおまけを貰った気分、歩き始めから良い感じです。
蝋梅の香りは、1本だけだとそれほど強くないのですが、これだけの数のお花が満開だと歩いても歩いても良い香りが続きます。
水仙やスズランのような、清涼感のある若々しい香りです。
一言で表すなら早春の香り。
ずっと若い頃は、春を感じるお花と言えば満開に咲き誇る桜でしたが、少し経つと控えめに咲く梅に春を感じるようになり、今はもっと控えめな蝋梅にこそ春を感じるようになりました。
歳と共に気づきも好みも(地味な方に?)変化していくようです。
ゆっくり見て歩くと、一周するのに30〜40分位でしょうか。
30年程前から、地元農家の方が植え始め、段々面積を広げていったそうなので、古い木もたくさんあります。
一見あまり目立たない色味ですが、冬のモノトーンの世界からここにやってくると、心がパッと明るくなるのを感じます。
花びらが、夕日を浴びて透き通って見えました。
この優しい香りを、袋に詰めて帰れたら良いのにな。
✨「ろうばいの郷」では、2月下旬までお花を楽しむことが出来るそうです。
* Thank you as always *
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