世界自然遺産のブナの森
白神山地は青森県南西部から秋田県北西部にまたがる広大な山岳地帯の総称です。
ブナの原生林が広がり、そこには貴重な動生物が生息し、1993年は中心部の約1万7000haが日本初の世界自然遺産に登録されました。
この広大な白神山地の中でまずは、世界自然遺産に認定されているブナ林散策道に行きました。
この日は平日だったせいか、人は少なくとても静かな山の中でした。
ブナの森は7月を迎えて新緑から深緑になり、この鮮やかな風景を堪能しつつ気持ち良く歩く事が出来ました。
ここが世界自然遺産に認定された理由は、手付かずのブナの原生林の素晴らしさだけでは無くこの森に生息する500種以上の植物・イヌワシやクマゲラなど貴重な種を含む多種多様な生物を育む森林生態系そのものだと言われています。
ブナは漢字で書くと橅で、木偏に「無」と書きます。
水分が多い為、木材としてはあまり役に立たない存在の橅がここでは主役と認められました。
そして名実ともに森の女王となりました😊
この世界自然遺産の「ブナ林散策道」を50分程かけて1周し、次の目的地の「十二湖散策コース」に向かいました。
2つのエリアは離れていて一般的にはこれを2日に分けて別ルートで行くようです。
ガイドブックを見てもほとんど2回に分けて案内してありますが、私は1日でこの2つのエリアを見たいので地図で調べてみました。
するとこの2つを結ぶのは険しい山岳道路しかありませんでした。
この山岳道路を約2時間半ほど走ると、青池がある十二湖まで辿り着く事が出来ます。
道が悪いので車は車高が高いSUVが良いですし、車酔いしやすい人は避けた方が良いルートです(私は大丈夫でしたが)
ただ、1日を有効に使い人は検討の余地がある最短コースだと思います。
途中にブナの木の母なる存在「マザーツリー」を見に行ったのですが、残念な事に平成30年の台風21号の影響で地上から9mの所で幹が折れてしまったそうで、かつての勇姿は見ることは出来ませんでした。
午後4時頃、十二湖散策コースの鶏頭場の池に到着しました。
とても大きくて綺麗な池でした。
そして次はガイドブックで絶景のブルーと讃えられている青池へ
時間的にも誰もいなく池をじっくり観察出来たのですが、思っていたようなコバルトブルーではなかったです💧
ここまで車を飛ばして来たのはこの青池を見る為でしたが、、、
時間や天候等さまざまな要因が揃ってこそあの素晴らしいコバルトブルーになるのでしょうか❓
自然の条件に合わせるのは難しいですね。
ブナの森を散策しながら10分程で次の池、沸壺の池に着きました。
わあ、この池の方がコバルトブルーに近いのでは😊
とても綺麗で神秘的な池でした。
先程、青池で少しがっかりした気分がこの池のおかげで元気になりました。
十二湖散策は「森の物産館キョロロ」をスタートする青池をメインとしたコースがブナ林も途中あって一時間ほどで回れる一般的なコースです。
来れて良かったです。
この日は日本海側を夕日を見ながら宿のある青森駅近くまで帰りました。
夏の日本海はとても穏やかです(道路横に五能線の線路が見えます)
途中に見た事もない木造の長い橋がありました。
日本一長い三連太鼓橋だそうです。
優雅ですねー。
今夜も来てしまいました。「りんご箱」さんは遅くまで営業しているので便利です。
昨夜どのお料理も、とても美味しかったので、また引き寄せられてしまいました。
明日はどこ行こう❓
最後までお読み頂きありがとうございました。
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