軽井沢にあるフレンチレストランTOEDAの戸枝シェフは日本代表として9月に開催されたボキューズ・ドール国際料理コンクールに出場されました。
この大会は食のオリンピックにもたとえられる程の大変大きな大会です。
そこで世界各国の強豪ぞろいの中、9位という結果で入賞は惜しくも逃したものの、そのコンクールにかける情熱は大変なものだったと聞いています(優勝は開催国のフランスでした)
この日本代表のシェフのレストランが軽井沢にあると聞き、前から一度は戸枝シェフのお料理を食べてみたいと思っていました。
そこで意を決して先日の結婚記念日に行って来ました。
こんな贅沢は私達にとっては一大事です😆
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レストラン「TOEDA」のフレンチは芸術作品
お店の前には湯川が流れていて軽井沢の自然の中にあります。
外観は、グレーを基調としたシンプルな四角い建物で、ここがフレンチだとは気づかない隠れ家的な造りですが、今や「TOEDA」は隠れ家とは言えないぐらい有名になってしまいました。
玄関ドアには、控え目に「戸枝」と想像出来る可愛いプレートが置いてありました。
お席に通されてから知ったのですが、この日のお客様は私達ともうひと組の2組でしたので、落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくり食事を楽しむ事が出来ました。
本日のメニュー
私達はワインはお料理に合わせて3種類のタイプをお店がセレクトして下さる「アルコールペアリング」にしました。
シャンパン、白ワイン、赤ワインが順番に飲めると聞いて何が出てくるのか楽しみです。
まずはシャンパンで乾杯🥂
一皿目で、もう目がびっくり。
芸術作品のようです。
軽井沢の森をイメージされたこのお料理、食べるのが勿体ないですね。
上に乗っている小さい丸いものは「ミケ」という名前のチーズだそうです。
どことなく三毛猫を想像させる珍しいチーズです。
上に乗っているのは野沢菜のジュレですが、この小ささでも、しっかり野沢菜の味がしていました。こんな遊び心が、シェフの繊細な腕の見せ所のような気がします。
お料理に合わせてサーブされたワインはアルザスの白ワインでした。
少し甘めで、ほのかにフルーティなお味です。
キノコの風味が濃厚で、合わせてあるそばの実と見事にマッチしたコンソメソース後かけの秋を感じる優しい一品。
これは上品な和食という感じですね。
そういえば使われているお皿は、スタイリッシュな和を意識したシンプルな物が多いです。
このお店はフレンチでも和食でもない「TOEDA スタイル」なのだと改めて納得。
ワインはお任せですが、これは素晴らしく美味しいワインでしたので、ソムリエの方にお願いしてボトルの写真を撮らせてもらいました。
ブルゴーニュ産らしい芳醇な香りで、まさに秋に飲むワインにぴったりのリッチな味わいがしました。
信州の豚肉にベーコンが巻いてあり柔らかくてトロンとしていました。
こちらのお料理には信州産の物を使った物が多く「軽井沢」ならではの贅沢を味わえます。
フォアグラと赤ワインの間違いない組み合わせに大満足しつつ、お皿のグリーンのソースを少しフォアグラに合わせてみると、また違った美味しさを発見出来ました。
これはマスタードソースだったようです。
ここで、早くも夫のワインが無くなってしまい、グラスを一つ追加しました。
この白ワインはサバニャンというブドウで作ったワインとの事で、濃厚で美味しくワインというより、スピリッツ系の味わいがしました。
金色に輝くワインは見ているだけで幸せになります。
ソースにエビが入っているようで、イワナはもちろん、オクラにも良く合うソースでした。
パリっとしたイワナの皮さえも美味しさのアクセントになっていて、お魚好きの私としては、おかわりしたくなる逸品でした。
写真が上手く撮れていなくて分かりづらいのですが、これは本当に美味しかったです。
右上の小皿は付け合わせの「カボチャのパイ」です。
ソースはバンジョーヌとの事で、後で調べてみたら「黄色いワイン」を使ったソースの事だと分かりました。
そしてここからデザートです。
リンゴ味のジェラートにココアのクッキーが乗っています。
木の形をしたクッキーは、軽井沢の森の中のレストランというイメージがして思わず顔がほころびます。
ごちそう様でした❤️
次々と目の前に現れる戸枝シェフの繊細なアートのようなお料理、とても美味しかったです。
芸術の秋を五感で満喫させて頂きました。
帰りにお見送りに出て下さったシェフは思ったより若くてシャイな感じがする優しい雰囲気の方でした。
〈Restaurant TOEDA FaceBook より〉
最後までお読み頂きありがとうございました。
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