毎年夏になると、お隣の家の方(多分ご夫婦)の話し声が微かに聞こえ「別荘にいらっしゃる」という気配を感じたものでした。
お庭かデッキで話されているようで、話の内容までは聞こえませんが、前を通ると車が停まっていてご在宅かどうか位は分かるのです。
でも今年は、8月になってもいらっしゃらないようなので「どうしたのかしら❓」と思っていたら、別荘を売却されたと不動産屋さんを通して分かりました。
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別荘地における人付き合い
そう言えば一度もお顔を見た事が無かったなあ。
軽井沢は「自然保護対策要綱」で建物の建ぺい率20%、容積率20%と厳しく、家同士が離れているので、お隣といっても全くどんな方なのか分からないのです。
ここに来る前に、私は(TVからの情報ですが)「軽井沢は普通なら、知り合いになれないようなとても有名な方がお隣に住んでいる場合がある」とか「芸能人が別荘地でお散歩している」とか「別荘地なら生活圏と離れているから、上下関係の垣根が取れてすごーく偉い人と友達になれる」と聞いていたのですが、、、、
いやいやぜーんぜん😆
そんな事無いどころか、むしろ逆の気がします。
人影が見えても距離も気持ちも遠いのが別荘地
もちろん、敷地内ですれ違えば会釈はしますが、立ち止まって話をするかというとそれは無いです。
ましてやお家を訪ねて行くような事はしません。
自治会や会合や子供会も無いです。
建物周りや道の事は管理事務所がやってくれます。
(ただ、軽井沢とひと口に言っても広いので、移住者が多い地区等、コミニケーションが取れている所もあるようです)
この辺りでは皆さん1年で好きな時に好きなだけ滞在するスタイルなので、いついらっしゃるかは他人には分からないのです。
秋に小屋じまい(水止め等)をして次に見えるのは来春から夏という方が多数です。
氷点下の冬はとても寒ーいので。
また軽井沢は、スーパーマーケットが少ない為、買い物するには車を使うので、そうなると中々お顔まで分かりません。
なので隣近所は、お互いに車種とナンバープレートの地区がそのお家のお顔になっているようです。
私は若い時は沢山の人との交流も楽しかったのですが、歳と共に自然に「本当に合う人」だけが残るようになりました。
そして、長引くコロナ禍で人との垣根がより高くなり、わざわざ面倒なお付き合いはしたくないというのも本音だと思います。
人は別荘に何をしに来るのか❓
別荘は、1人でのんびり、または気のおけない家族や友人と楽しみに来ているのです。
つまり仕事や付き合いの煩わしさを忘れて、リフレッシュしに来ているので、隣近所を訪ねたりどんな方かと詮索したり等、野暮な事はしないし、されたく無いのです。
それは私にとって、とても居心地が良い事なので、ここが気に入っている理由のひとつなのかもしれません😊
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