3連休中の軽井沢は紅葉が見頃で、沢山の人が訪れたようですが、私はそんな時はあえて渋滞の軽井沢を避けるようにしています。
先日、車で20分程の佐久市にある「鼻顔(はなづら)稲荷神社」にお参りに行ってきました。
行かれた皆が口を揃えて言う「とても不思議な所」「変わった体験」を自分自身で確かめたくて。
鼻顔稲荷神社
長野県岩村田、湯川のほとりの切り立った断崖の上にそびえる鼻顔稲荷神社
木々の合間に見える朱色の柱に支えられた社殿が目を引きます。
(hanadurainari.com)
鼻顔稲荷神社は、400年前に京都伏見稲荷より御分霊を祀ると伝わっていてパワースポットとしても有名な神社なので、一度お参りに来てみたいと思っていました。
変わった名前のこの「鼻顔」とは、かつてのここの地名から付けられました。
日本五大稲荷と言われるだけあって、荘厳な雰囲気が漂います。
「日本五大稲荷」とは
・京都 伏見稲荷 ・愛知 豊川稲荷 ・佐賀 祐徳稲荷 茨城 笠間稲荷 ・長野 鼻顔稲荷神社
黄金の葉と西日の強い光が、何とも神々しい。
この風景を見るには、晴れた秋の夕刻と限られた日しか見る事は出来ません。
沢山の鳥居の下を歩いていると、夢が現(うつつ)か、、、、と不思議な感覚になります。
訪れた人が、口を揃えて言う「奇妙な体験」とはこの事だったのかも。
鳥居の先には、子持ちの狐が。
断崖に建てられた神社・仏閣は懸造(かけづくり)で、朱色の建物は、遠くから眺めても圧巻で、一見の価値はあります。
(下から写真を撮るのを忘れてしまいました、すみません)
京都の清水寺と同じ建て方だと、想像して頂けますでしょうか。
中は良い意味で古びた雰囲気。
時間が遅かったのか、参拝客もほとんどいなくて静かでした。
社殿の中から下に目をやると、湯川が流れていて郷愁を誘います。
窓の外には、大昔、色街だったと言われる辺りが見えますが、今はもうその影すらありません。
当時は親元を離れて、ここで働いていた沢山の女性達が鼻顔神社にお参りに来たそうです。
その事を想像すると、この風景がより哀しく見えてきてしまうのですが、、、
軽井沢から佐久に行く時に見える、朱色に輝く「鼻顔稲荷神社」、前から気になっていたのですが、やっと念願の紅葉の時期にお参りに来る事が出来ました。
* Thank you as always *
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