mousou-wife’s blog

2拠点生活の日常の記録を書いています 鎌倉⇆軽井沢

この2人の怒りはごもっともだが後が悪い

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ウィル・スミスと北条政子

・ウイル・スミスはアカデミー主演男優賞受賞の今話題の人

・北条政子は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源頼朝の正妻

この2人の生きている時代も背景も全く違うので比べる事は出来ませんが、2人の激しい怒り人間関係の難しさと第三者は賛否両論の意見があるという事に共通する物を感じました。

 

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ウィル・スミスの怒り

アカデミー授賞式にプレゼンターに平手打ちと放送禁止用語を言った事で、今世間で話題になっていますね。

「暴力はダメだ」と「男としてカッコ良い」または「言葉の暴力の方が直の暴力より許されない」等々意見が飛び交っています。

私はこれを見てとてもびっくりしました。

自分の奥様の髪の毛の事を笑いのネタにされたウィル・スミスの激しい憤りはとても良くわかります。

クリス・ロックはジョークのつもりなのでしょうが、当人(達)としては冗談では済まされない事もあるのです。

ましてや、この屈辱の場面は世界中の人に見られているという職業意識がどうしても大俳優なら働きます。

そこで笑っているのは、夫として不自然だし見下されたようで悔しいので、元々の怒りから輪をかけて怒りが倍増してしまったのではないでしょうか❓

家族愛と同じ位にアカデミー俳優としてのプライド。 

このウィル・スミスの複雑な怒りは理解出来ますが、やってしまった事は私は許されない行為だと思います。

もっとクールに決めて欲しかった。

最後の「主演男優賞」受賞のスピーチで、クリス・ロックを最高のブラックジョークでやり込めていたら格好良かったのに。

彼ならそれが似合っているし、拍手喝采だったと思うと、とても残念です。

もう遅いのですが、、、

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北条政子の怒り

「鎌倉殿の13人」第12話は歴史的事件にも発展した「亀の前事件」でした。

「亀の前事件」とは源頼朝の本妻の北条政子が嫉妬のあまり愛妾の亀の家を焼き払うという内容です。

人は北条政子(以下政子と略)のことを、この事件をきっかけに悪妻とか強い女とか言って囃し立てますが、私はそうは思いません。

激しい怒りを感じて当然の伏線があるので、これは怒って当然です。

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頼朝から「今度は絶対に男の子を産んでくれ」と哀願され、見事嫡男を出産しました。

頼朝の喜びようは大変なもので「政子、でかした❗️ありがとう」と手をとって言っていたではないですか。

その最中の浮気です。

 

この時代、女性は死ぬ覚悟を持って出産しているのです。

生まれてきた子供は誰の子供ですか❓

2人の子供ですよね。

これは本妻として黙っていられないのは当然かと。

 

900年近い昔の事ですし、ましてや鎌倉の殿なら側室がいてもおかしくないのは、理解出来ますが、妊娠・出産中の浮気は1番許せないというのは、女性として今も昔も庶民も大金持ちも変わらないのではないでしょうか❓

 

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亀との密会の家が焼かれて唖然とする頼朝

ここまでされても、頼朝は政子には何も言えず、この事件の主宰の牧宗親を髻(もとどり)を切るという辱めをした後彼を追放しました。

頼朝も「これはさすがにまずかった💧」と思ったのでしょう。

反省しても既に遅しですが。

 

そして、この「亀の前事件」は浮気という一見小さな波紋から鎌倉の一族にとって大きな波紋に広がる元凶にもなってしまうかのように感じてなりません。

この後、頼朝の義父の北条時政が自ら「もうやってらんないわ、鎌倉は自分に合わない」と言って伊豆に帰ってしまったのです。

 

、、、と言う事はドラマ「鎌倉殿の13人」にもう亀も時政も出て来ないのでしょうか❓

2人とも面白いキャラクターなだけに今後見られないとなると寂しいですね。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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