イギリスの君主として70年にわたって在位していたエリザベス女王が9月8日、96歳でお亡くなりになりました。
心よりお悔やみ申し上げます。
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私は特にロイヤルファミリーのファンという訳では無いのですが、人は亡くなった後にその人がどれだけ人々から愛され親しまれていたのかが、良く分かる物だという事を、エリザベス女王の崩御の後改めて知りました。
心に残る女王陛下のお言葉
イギリス国民の方からすれば、私個人の想いというのはとても小さいと思うのですが、それでも1年前たまたま目にしたある動画を拝見した時は、女王の人としての優しさと偉大さに思わず涙がこぼれ落ちました。
それは2021年クリスマスに国民に向けて贈った女王陛下からのメッセージです。
毎年クリスマスにはお祝いのメッセージを贈るのが恒例となっているのですが、この年はいつもと少し様子が違っているようでした。
(この年の4月の最愛のフィリップ殿下がお亡くなりになっています)
長年支え続けてくれた殿下がいないクリスマス、それはどんなに辛く悲しいクリスマスだった事でしょう。
でも女王は1人で塞ぎ込んでいないで、同じ悲しみを持つ人々と喪失感を共有しつつ、励ましの言葉を語りかけてくれたのです。
「愛する人を人を失った人間にとって、クリスマスはつらい時にもなり得ます。それがどうしてなのか、今年の私は特によく分かります」
「あの茶目っ気あふれる、好奇心に満ちたきらめきは、初対面の時から最後の時まで変わらずまぶしく輝き続けました」
「けれども人生とはもちろん、たくさんの出会いだけでなく、いくつもの最後のお別れによって成り立っているものです」
そして「彼はきっと私たちにクリスマスを楽しんでほしいと願っていると思います」と綴り、
BBC
最後は「みなさまが幸せなクリスマスを過ごせるよう、心からお祈りいたします」で締めくくられていました。
胸元に光っているのは、フィリップ殿下から贈られたお気に入りのブローチでしょうか。
家族や友人と楽しいクリスマスを過ごせず1人寂しい夜を送っていた人達にとって、これは素晴らしいクリスマスプレゼントだったのでは❓
自分より目上の方や敬愛する方から「私もあなたと一緒です」という言葉を聞くのは、とても救われるものだという事は私も経験上感じている事です。
それからもう一つ、エリザベス女王の優しくて強い人間性が良く分かる名言があります。それは2001年9月11日、米国同時多発テロ事件に寄せた次のお悔やみのメッセージです。
「悲しみは愛の代償として支払うものなのです」
突然、愛する人を失って嘆き悲しむ人に向けて言われたこの言葉は、「それだけ悲しいという事はそれだけ愛が深かった」という事という意味でしょうか。
確かにその通りなのですが、、、
その言葉を今、女王を愛する沢山の人々が感じています。
2012年7月 東スポWeb
ロンドン五輪開会式でヘリからパラシュートで落下するエリザベス女王のスタントの演出は見事でしたね❤️
* Thank you as always *
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