知り合いの突然のお別れと鎌倉殿の最期について考えてみました
数ヶ月前、友人のご主人様が、朝元気に家を出たきりそのまま帰らぬ人になってしまいました。
スポーツマンで明るく、誰からも好かれる方でまだ60代。
その朝は「サイクリングに行く」と言って出かけたそうです。
突然サイクリングの途中で持病が出たそうで、訃報を聞いた私もあまりのあっけ無さに初めは信じられませんでした。
朝、普通に出かけて行った大事な人との別れがその後やってくるとは、どんな思いでしょうか。
まだまだ若い友人、天国で最愛の人と再会するまで長いお別れとなってしまったのです。
想像しただけで胸が張り裂けそうです。
あれから数ヶ月、友人から「何もする気が起きなかったけど、やっと少し元気になってきた」とLINEが届き、改めてお悔やみを申し上げると同時に私もこうして記事にする気持ちになりました。
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この間の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は源頼朝の最期の回でしたので、数ヶ月前の知り合いの突然の訃報と重なる所がありました。
こちらはドラマですし、脚本家の思いも盛られているので現実の人と比べる事は出来ないのですが、私だったらこうしたいという感想を書いてみようと思います。
鎌倉殿の旅立ちまでの心に残る名シーン
前々回の25話では、頼朝がいよいよ自分の死を意識して愛妻の政子に優しい言葉をかけました。
また頼朝の死因とされている落馬直前には、1番心を許している藤九郎に今までの彼の業績を労うシーンがありました。
使える主君に認められて、藤九郎は本当に嬉しかったと思います。
この時の頼朝の穏やかで仏のような顔は、今まで冷血な主君の顔とは全く違う人物に見えました。
「わしに逆らう者は何人たりとも許さん❗️」と息巻いていた頃
家臣や身内を何人も抹消していった怖い鬼のような頼朝。
でも自分の死期を悟ってからは、人間味あふれる心優しい頼朝になっていきました。
これはなんですか?
意識も無い中突然起き上がり、政子との思い出の食べ物で頼朝の最期は締めくくられました。
静かでとても良いシーンでした。
今回は私の中で2回目の神回でした(もうひとつは佐藤浩市さん演ずる上総広常の誅殺の回、これも凄かった)
頼朝は武士の時代を初めて築き上げた棟梁ですから、もちろん厳しさは大事です。
でもあまりに冷徹な面が多くて、途中は見ていて嫌いになりかけましたが、最期は優しさ溢れるただの人に戻っていき見ていてこちらもジーンと温かい物を感じました。
これは頼朝が自分の死期を薄々悟っていたからではないでしょうか❓
私の友人のご主人様のように、誰も自分の最期は分からないのが普通ですが、でも時々何となく虫の知らせとして分かる場合もあると聞いています。
私もこの虫の知らせ程度で良いので分かれば良いなと思うのです。
そうしたら今までの数々の所業を詫び、お礼を言う事が出来るのに。
でも私は霊感が無い鈍い人間なのでそれは無理かも。。。
じゃ、今から言っとく❓😆
最後までお読み頂きありがとうございました。
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